交通事故後の不調として多くの方が経験する「むちうち」。むちうちは正式には「頚椎捻挫」などと呼ばれ、強い衝撃によって頭部が大きく揺さぶられ、首の骨や筋肉、靭帯に過度な負担がかかることで生じます。症状の現れ方や重さには個人差があり、首の痛みだけでなく、違和感や不調として長く続くケースも少なくありません。自動車の追突事故をはじめ、スポーツ中の衝突や転倒、高所からの落下など、日常のさまざまな場面が原因となることがあります。
むちうちの主な症状について
頚椎捻挫(むちうち)では、さまざまな症状が現れますが、特に多いのが首の痛みやこわばりなど、首周辺の不調です。首を動かすと痛みを感じる、重だるさが続く、可動域が制限されるといった症状がよく見られます。また、首へのダメージに伴い、頭痛や肩こり、めまい、耳鳴り、吐き気、倦怠感などが現れることも少なくありません。頭痛は後頭部がズキズキと痛んだり、頭全体が締め付けられるように感じたりするケースが多く、めまいではふわふわする感覚や立っていられないほどの不安定感を訴える方もいます。さらに、腕や手のしびれ、指先のピリピリ感といった神経症状が出る場合もあり、症状の種類や強さ、現れるタイミングには個人差があります。
事故直後に症状が出ることもあれば、数時間後から数日、場合によっては数週間経ってから徐々に現れるケースもあるため注意が必要です。
主な症状
- ⚫︎首の痛み・こわばり・可動域の制限
- ⚫︎首や肩の重だるさ・凝り
- ⚫︎頭痛(後頭部の痛み、締め付けられるような痛み)
- ⚫︎めまい(ふらつき、クラクラする感覚)
- ⚫︎耳鳴り・耳が詰まったような感覚
- ⚫︎吐き気・気分不良
- ⚫︎倦怠感・疲れやすさ
- ⚫︎腕や手のしびれ
外見上は軽く見えても、自律神経の乱れにより、不眠や集中力の低下、不安感など精神的な不調を伴い、違和感が長期間続くこともあります。また、日頃から首や肩に力が入りやすい方や、慢性的な肩こりがある方、ストレートネックの方は、首の柔軟性が落ちているため、軽い衝撃でも症状が強く現れやすくなります。
むちうちの主な原因について

交通事故
むちうちの原因として最も多く知られているのが交通事故です。特に追突事故では、衝突の瞬間に頭部が前後へ大きく振られ、首(頚椎)が鞭のようにしなる動きを強いられます。頚椎は急激で強い衝撃には弱く、急な衝撃で筋肉や靭帯、関節、神経周囲の組織に負担がかかり、炎症や神経の不調を引き起こします。
スポーツ
むちうちは交通事故だけでなく、スポーツ中の衝撃でも起こります。ラグビーやサッカー、柔道などのコンタクトスポーツでは、選手同士の接触や転倒によって首に強い力が加わることで、むちうちを発症することがあります。また、コンタクトの少ない競技であっても、ジャンプ後の着地や転倒などで首が前後左右に大きく振られる場面があれば、発症する可能性は十分にあります。
日常生活
日常生活の中でも、階段や段差からの転落、頭を強くぶつけた場合、人とぶつかった際の衝撃など、思いがけない出来事が原因となることもあります。このように、むちうちはさまざまな場面で起こり得るため、首に強い衝撃を受けた後は注意が必要です。
むちうちでお悩みの方は当院にお任せください

整骨院・接骨院では、国家資格である「柔道整復師」が施術を担当し、専門的な知識と技術をもとにむちうち症状へ対応します。整骨院では、首の痛みなど表面に現れている症状だけを見るのではなく、姿勢や身体全体のバランスを丁寧に確認し、不調の根本原因を探っていきます。レントゲンやMRIなどの画像検査では異常が見つかりにくい筋肉・関節・神経の働きにも着目し、手技を中心とした施術で回復をサポートします。むちうちによる違和感や不調が長引いている方は、早めにご相談ください。

















